米メディア報道「CIAがトランプ政権下で反中国情報操作」[2024/03/15 05:40]
トランプ政権下でCIAが中国のSNSを利用して中国国内に反政府世論を誘導する情報操作を行っていたことが関係者の証言で明らかになりました。
ロイター通信が元アメリカ政府関係者の話として伝えたところによりますと、トランプ前大統領の就任2年目、CIA(アメリカ中央情報局)は中国のネット上で、習近平政権について否定的な情報を拡散する諜報(ちょうほう)活動を行っていたということです。
内容は中国共産党の不正蓄財や一帯一路構想の腐敗ぶりなどを中国のSNSで喧伝(けんでん)するもので、海外のメディアに情報をリークすることも作戦の一部でした。
トランプ前大統領はこれらの作戦に許可を与えていたということです。
CIAの報道官は作戦の存在や目的についてコメントを控えたということです。