なぜ発射? 米韓の演習に反発か 米国務長官も訪韓 挑発続くか[2024/03/18 12:30]

 北朝鮮は18日朝、弾道ミサイル3発を日本海に向けて発射しました。このタイミングでのミサイル発射は14日まで行われた米韓合同軍事演習への反発とみられます。

 金正恩総書記も今月、6日・7日・13日・15日と頻繁に軍事訓練を視察し「戦争準備の加速」を指示していました。

 また、18日は訪韓中のアメリカ・ブリンケン国務長官が北朝鮮問題を主な議題に米韓外相会談に臨むほか、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領との面会も予想されています。

 来月の総選挙を前に尹政権は各種訓練を積極的に実施・公開していて、こうした動きに反発する北朝鮮による弾道ミサイル発射などの軍事挑発が予想されていました。

 春の演習後は毎年最も挑発が活発になる時期で、今後しばらくはミサイル発射などが続くとみられます。

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