韓国国防相 北朝鮮問題や対日懸案に言及 「レーダー照射問題」で従来の立場繰り返す[2024/03/18 21:29]

 韓国の申源シク(シン・ウォンシク)国防相は18日、外国メディア向けの会見を開き、当日朝にも弾道ミサイルを発射した北朝鮮や日本との間のいわゆる「レーダー照射問題」などの懸案について言及しました。

 申国防相は会見冒頭、挑発を続ける北朝鮮を巡って「北が誤った選択をすれば相応の責任を負わせる」「報復がすなわち抑止、抑止がすなわち平和で、これが我々が言う『力による平和』の最も肝心な点だ」と強調しました。

 また、北朝鮮が今年、3回行うと宣言した軍事偵察衛星の打ち上げについては「3月末の可能性が高いことは変わっていない」との見方を示しました。

 一方、日本に対しては「独島(ドクト)や過去のことを問題提起すれば両国が健全な未来に進む障害になる」と釘を刺したほか、韓国海軍による自衛隊機への「レーダー照射問題」を巡っては「政府の立場は変わらない」とあくまで照射は行っていないとする従来の主張を繰り返し、「再発防止策がはるかに重要だ」などと述べました。

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