パリ五輪の開会式でロシアとベラルーシの選手行進せず IOC決定[2024/03/20 04:27]

 IOC(国際オリンピック委員会)は、今年夏のパリオリンピックで、ロシアとベラルーシの選手は開会式での入場行進をしないと発表しました。

 IOCは19日、7月に開幕するパリオリンピックで、「個人で中立な立場」での出場を認めているロシアとベラルーシの選手について、開会式での入場行進に参加しないと決定しました。

 獲得したメダル数は、国や地域別のランキングには反映させず、金メダルの場合は、表彰式でオリンピック賛歌を流します。

 現時点で、ロシアの選手12人、ベラルーシの選手7人が出場資格を得ていますが、ウクライナ侵攻を支持する選手などについて出場を認めず、独立した機関が中立かどうかを審査します。

 8月に開幕するパリパラリンピックでも、同様の措置がとられます。

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