ロシア・ベルゴロド州で戦闘激化 死傷者増え知事が子どもの集団疎開を指示[2024/03/19 23:21]

 ウクライナと国境を接するロシア西部のベルゴロド州では戦闘の激化で、ここ1週間の死傷者が114人に上っていて、州知事が子どもの集団疎開を指示しました。

 ベルゴロド州のグラドコフ知事は19日、9000人の子どもの避難を計画していることを明らかにしました。

 ウクライナとの国境に近い町では連日、ミサイル警報が鳴り続き、ウクライナ側に付いて戦うロシア人義勇兵「自由ロシア軍団」などがロシア側に侵入を試みるなど、地上戦を繰り広げているとみられています。

 ロシアの軍事ブロガーは「航空、砲兵、戦車、多くの無人機が関与する本格的な軍事作戦が行われている」と伝えています。

 ロシア国防省は攻撃を撃退しているとしていますが、州知事によりますと、この1週間で民間人16人が死亡し、98人が負傷しました。

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