米司法省 アップルを“独禁法違反”で提訴 アプリ開発などの提供を妨げ[2024/03/22 10:39]
IT大手のアップルがアイフォーンの支配的な地位を利用し、消費者に不利益を与えたなどとして、アメリカ司法省は独占禁止法違反で提訴しました。
ガーランド司法長官
「アップルの独占は経済の基盤である自由で公正な市場を脅かしている。アップルをこのまま放置すれば、スマートフォンでの独占を強化し続けるだろう」
司法省はアップルを提訴した理由として、競合他社によるアイフォーン向けのアプリ開発などの提供を妨げ、消費者から選択肢を奪ったなどとしています。
ガーランド司法長官は「アップルは法律に違反することで、市場での独占を維持している」と批判しました。
一方、アップルは声明で「司法省が訴訟に勝てば、人々がアップルに期待するテクノロジーの創造が損なわれる」として、争う構えを見せています。