モスクワ銃撃テロ 過激派組織「イスラム国」が新たに犯行声明を発表[2024/03/24 05:20]
モスクワ郊外でのテロ事件を巡り、プーチン大統領がウクライナの関与を示唆する一方、過激派組織イスラム国が改めて犯行声明を発表しました。
ロシアメディアは、イスラム国が新たな犯行声明を発表したと報じました。
犯行声明には襲撃を実行した4人の写真が添付され、機関銃や火炎瓶で武装していたことや焼夷(しょうい)弾を使って放火したなどと犯行の詳細が記されているということです。
声明を出したのは、イラン東部やアフガニスタンを拠点とするイスラム国でも最も残忍な集団として知られる「イスラム国ホラサン州」です。
イスラム国ホラサン州は約2年前からロシアがイスラム教徒を日常的に抑圧する行為に加担しているとして敵視し、プーチン大統領を批判していたということです。
また、ロシアの独立系メディアはテロリストが拘束された時とされる映像と犯行声明の写真の服装が一致していると報じています。