「イスラム国」が犯行の詳細公表 モスクワのテロ死者133人に[2024/03/24 12:27]

 モスクワ郊外でのテロ事件について、プーチン大統領がウクライナの関与を示唆する一方、過激派組織イスラム国が改めて犯行声明を発表しました。

 22日にモスクワ郊外のコンサート会場で起きたテロ事件による死者は133人に上っています。

 ロシアメディアによりますと、犯行声明には襲撃を実行した4人の写真が添付され、機関銃や火炎瓶で武装していたことや焼夷(しょうい)弾を使って放火したなどと犯行の詳細が記されているということです。

 声明を出したのはイラン東部やアフガニスタンを拠点とするイスラム国でも最も残忍な集団として知られる「イスラム国ホラサン州」です。

 約2年前からロシアがイスラム教徒を日常的に抑圧する行為に加担しているとして、プーチン大統領を批判していたということです。

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