ウクライナ避難民が母国料理で長期支援に感謝 SUGIZOさん「僕らは忘れちゃいけない」[2024/03/27 18:50]

 ロシアによるウクライナ侵攻から2年。支援も長期化することで、いわゆる「支援疲れ」が指摘されているなか、日本にいる避難民が母国の料理を振る舞うなど感謝の思いを伝えました。

 東京・渋谷で23日夜、日本に避難しているウクライナ人が、これまでお世話になっている支援者に対して母国の楽曲を披露するなどしました。

避難民 イリーナさん
「私たちが心配しているのは戦争が長引いていること。避難生活を続けるには人生の計画を立てなければならない」

 今回のイベントには約2年にわたって避難民との交流や支援を続けている人気ロックバンド「LUNA SEA」のギタリスト・SUGIZOさんも参加し、彼らが作ったウクライナ料理を味わっていました。

「LUNA SEA」「X JAPAN」のギタリスト SUGIZOさん
「リアルタイムで、まだ戦場の中にいる被災地の中にいる。そういう人たちが今でも、もがいて生きている。僕らは忘れちゃいけない」

 現在、国内では約2000人が避難生活を続けていて、今後、どのような支援ができるのかが課題となっています。

こちらも読まれています