中国サッカー協会前主席に無期懲役 約17億円の賄賂を受領[2024/03/27 17:10]

 中国サッカー協会の前主席が約17億円の賄賂を受け取ったなどとして無期懲役を言い渡されました。中国サッカー界の汚職で最も厳しい判決だということです。

 湖北省の裁判所は26日、収賄などの疑いで起訴された陳戌源前主席に無期懲役と個人財産を没収する1審の判決を下しました。

 中国メディアによりますと、陳氏は2010年から2023年にかけて、職権を利用して投資事業や協会のイベントなどで関連機関や個人に便宜を図った見返りに合わせて8100万元、日本円で17億円の賄賂を受け取っていたということです。

 判決では「国家のサッカー事業に深刻な被害を与えた」と指摘しています。

 26日にはまた、起訴されていた複数のサッカー協会関係者にも懲役刑が言い渡されました。

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