国連の休戦監視員ら4人けが イスラエル国境付近で爆発[2024/03/31 12:07]

 イスラエルの隣国レバノン南部の国境近くで砲弾が爆発し、国連の監視員ら4人が負傷しました。

UNIFIL広報官
「(車両には)大きな青い旗をつけていて見間違えるのは難しい」

 UNIFIL=国連レバノン暫定軍によりますと30日、イスラエルに近いレバノン南部の国境地帯をパトロールしていた国連の休戦監視員らの近くで砲弾が爆発し、監視員3人と通訳が負傷しました。

 ロイター通信は治安当局者の話として、イスラエル軍の攻撃だったと伝えていますがイスラエル軍は否定しています。

 UNIFILは様々な臆測が出ているのは承知しているが爆発の原因は調査中だとしています。

 ガザでの軍事衝突以降、レバノン南部ではイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」とイスラエル軍との衝突が激化していて、UNIFILは停止を求めていました。

こちらも読まれています