台湾で震度6強 1000人以上けが 9人死亡[2024/04/04 05:50]

 台湾東部で震度6強の地震が発生してからまもなく丸一日が経ちます。これまでに9人が死亡し、1000人以上がけがしました。

 日本時間の3日午前8時58分、台湾東部花蓮市の沖合でマグニチュード7.7と推定される地震がありました。

 台湾当局によりますと、3日午後10時時点で、少なくとも9人が死亡し、1011人がけがをしたということです。

 また、土砂崩れなどの影響で鉱山で働く鉱員70人を含む143人が孤立状態になっていて、救助隊が夜通しで復旧作業にあたっています。

 震源に近い観光地の太魯閣峡谷では、観光客やホテルの従業員ら72人が救助を待っているということです。

  現地では地震がその後も相次いでいて、台湾の気象署によりますと、午前3時までに震度3以上の地震が138回ありました。

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