台湾地震で“孤立”が急増 600人超に 観光地・太魯閣のホテル周辺に集中[2024/04/04 15:40]

 台湾東部の地震から1日以上が経過し、懸命な救助作業が続くなか、最新の発表で孤立している人などが600人以上いることが分かりました。

 台湾当局の発表によりますと、これまでに9人が死亡、1058人がけが、そして42人と連絡が取れていないということです。

 日本時間の4日午後2時すぎの発表では、孤立している人などが646人いることも明らかになりました。

 孤立が集中しているのはバスで出勤中の従業員ら約50人が地震に巻き込まれた東部の花蓮に近い観光地の太魯閣のホテル周辺です。

 いまだ615人が取り残されているといいます。

 鉄道などが順次、復旧し、救助活動が本格化するなか、被害の全容はいまだ明らかになっていません。

画像:太魯閣渓谷に取り残された人たち(台湾消防当局提供)

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