池の水が突然、紫色に…正体はバクテリア　ドイツ

　ドイツ南部の池で水の色が突然、紫色になってしまいました。風光明媚（めいび）な池の水を染めた犯人の正体は。

　ドイツ南部のバイエルン州フュッセンの池の映像。水が赤ワインのような紫色に染まり、多くの見物客が見に来ています。

　この池を紫色に染めた正体はバクテリア。

　現地メディアによりますと、普段は池の深い所にいる紫色のバクテリアが特定の条件下で水面付近に現れ、このような景色を生み出しているということです。

池を見に来た女性
「バクテリア！誰が染めたんだろうと思っていたわ、本当に面白いわ」
「こんなのは見たことない。紫色のペンキのバケツをひっくり返したみたいだわ」

　現地メディアは専門家の話として、紫色に染まった水は人間や動物にとっての健康上のリスクではないとしています。