国際

2024年4月6日 12:34

ガザ衝突から半年 「戦争止める」支援続けるスタッフ窮状訴え

2024年4月6日 12:34

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 イスラエル軍とイスラム組織「ハマス」の衝突から半年を前に、飢餓状態が続くガザ地区の住民がANNの取材に窮状を訴えました。

パレスチナ子どものキャンペーン ハリールさん
「提携団体とラマダン中の夜明け前の食事の準備をしています」

 小さな袋が1世帯7人、1週間分の食料だといいます。

 ガザ地区南部ラファで、わずかに手に入る食料を市民に配り続けている日本の支援団体の現地スタッフのハリールさんとオンラインでつなぎ、話を聞きました。

ハリールさん
「私たちは世界中の人たちに悲しんでもらいたいわけではない。この戦争を止めて状況を解決する。それが私たちに必要なことなのです」

 ハリールさん自身もガザ市民の声を世界に配信しています。

炊き出しを受けた女の子
「(Q.何人でこの炊き出しを食べますか?)家族6人です。兄弟がいたのですが、戦争で亡くなってしまいました」

 まもなく衝突から半年。状況は悪化の一途をたどっています。

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