北朝鮮 金正恩総書記が住宅建設視察 衛星打ち上げに警戒強まる中[2024/04/06 13:44]

 衛星打ち上げにも警戒が強まるなか、北朝鮮メディアは金正恩総書記が住宅建設現場を視察したと伝えました。

 6日付の朝鮮労働党の機関紙は金総書記が5日、党や政府の幹部らとともに平壌市内の住宅建設現場を視察したと伝えました。

 北朝鮮では2021年以降、毎年1万世帯の住宅を新設する事業が進んでいて、このうち去年、着工して完工を控えた地区を訪れたということです。

 関係者をたたえた金総書記は「住宅建設は人民の幸福のよりどころを与える第一の重大事であり、完璧に終えなければならない」と述べています。

 生活環境改善に取り組む指導者像をアピールしていますが、国外では衛星打ち上げなどの軍事動向に警戒が強まっています。

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