台湾地震 寸断道路一部開通も…約400人が孤立状態[2024/04/06 23:59]

 台湾の地震で寸断された道路の一部が開通し、一時孤立していた人の避難が進んでいます。

 一時寸断されていた花蓮県の道路が6日から一部開通し、孤立状態だった被災者たちの避難が始まりました。

 救助隊によって6日の1日で、200人以上が安全な市街地まで送り届けられました。

 道路の寸断などで孤立状態となっている人は午後7時時点で398人ですが、現地メディアは多くの人が取り残されていた太魯閣渓谷のホテルまでの道路が開通し、旅行客らが退避を始めたと伝えています。

 一方、救助隊の捜索により新たに3人の死亡が確認され、死者数は13人となりました。

 台湾東部では8日から雨が激しくなる予報で、行方不明者の捜索が急がれます。

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