韓国総選挙 与党の大敗が確実に 投票率は67%[2024/04/11 05:52]

 10日に行われた韓国の総選挙は開票が進んでいて、与党の大敗が確実となっています。

 尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の「中間評価」とされた今回の選挙では、投票率が67%となり、前回の2020年の選挙を上回りました。

 開票率は小選挙区で99.2%、比例で90.65%になっています。

 最大紙「朝鮮日報」は、対日強硬派の李在明(イ・ジェミョン)氏が率いる最大野党「共に民主党」が比例政党も合わせて定数300議席のうち174から175議席、「ねじれ状態」の解消を狙った与党の「国民の力」は比例政党を合わせて109議席を獲得の見込みと伝えています。

 与党の大敗という結果となり、尹大統領のレームダック化は避けられず、就任以来、進めてきた日韓関係の改善にも影を落とすことになります。

こちらも読まれています