ガザ南部ラファで国連の車両に攻撃 現地採用以外の職員に初の死者[2024/05/14 05:07]

 ガザ地区南部のラファで車両に乗っていった国連職員が攻撃を受け、死亡しました。ガザでの衝突開始以降、現地採用以外の国連職員の犠牲者は初めてです。

 国連は13日、南部ラファにあるヨーロッパ病院へと車で移動していた国連安全保安局の職員が攻撃を受け、1人が死亡、1人がけがをしたと明らかにしました。

 現段階では、誰が攻撃したかは不明ですが、パレスチナ側は「国連の旗を掲げていたのに狙われた。占領軍の犯罪を最も強い言葉で非難する」と表明しました。

 また、国連のグテーレス事務総長は国連スタッフの犠牲者が合わせて190人になっていると強調したうえで、「人道支援の従事者は守られなければならない」「即時の停戦が必要だ」と訴えました。

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