米大統領補佐官 イスラエル首相にパレスチナ自治区ラファ侵攻で自制を求める[2024/05/20 07:18]

 アメリカのサリバン大統領補佐官がイスラエルのネタニヤフ首相と会談し、パレスチナ・ガザ地区南部ラファでの大規模な地上作戦に改めて自制を求めました。

 イスラエルを訪問中のサリバン補佐官は19日、ガザ地区の情勢を巡ってネタニヤフ首相らと会談しました。

 ホワイトハウスによりますと、サリバン補佐官は民間人の被害を最小限に抑えながらハマスの敗北を確実にする方法について協議したとし、多くの民間人の犠牲が避けられないラファでの大規模な地上作戦に反対だというバイデン大統領の意向を改めて強調し、イスラエルに自制を求めました。

 また、食糧危機に陥っているガザに支援物資を確実に届けるため、陸上だけでなく海上からの輸送も含めて、具体的な提案をしたとしています。

こちらも読まれています