米トランプ前大統領 有罪評決から一夜明け会見「評決は不当で仕組まれたこと」[2024/06/01 05:14]

 アメリカのトランプ前大統領が、有罪評決から一夜明け、ニューヨークのトランプタワーで記者会見を開きました。評決に強い不満を示し、上訴する方針を明らかにしました。

アメリカ トランプ前大統領
「評決は不当だ。これはバイデンとその仲間によって仕組まれたことだ。これは詐欺だ。私は上訴する」

 トランプ氏はおよそ35分間の会見で、裁判官や検察の批判を展開するなど、裁判が政治的な迫害であると訴えました。

トランプ反対派女性
「(例え元大統領でも)法の下に平等であるべきだ」

トランプ支持者女性
「不公平だと思います。とても腹が立ちました」

 トランプ陣営によりますと、有罪評決後、3480万ドル、日本円でおよそ54億円の献金が寄せられたということです。

 トランプ氏はまた、評決後にトランプ氏を好意的に見るようになったという人の割合が、否定的になった人を6ポイント上回ったという一部世論調査の報道を引用し、11月の大統領選への支持を訴えました。

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