トランプ前大統領が上訴の方針表明「有罪評決は不当だ」[2024/06/01 12:13]

 不倫口止め料の改ざんを巡る事件で、有罪の評決を受けたアメリカのトランプ前大統領が上訴する方針を明らかにしました。

アメリカ トランプ前大統領
「評決は不当だ。これはバイデンとその仲間によって仕組まれたことだ。これは詐欺だ。私は上訴する」

 ニューヨークのトランプタワーで会見したトランプ氏は、裁判官や検察を批判し、裁判が政治的な迫害だと訴えました。

反トランプ派
「アメリカでは法律を超える存在はいない。この評決はそれを証明する第一歩だ」

トランプ支持
「トランプ氏を支えるために来た。彼は犠牲者だ。評決は不公平だ。とても腹が立った」

 トランプ陣営によりますと、有罪評決の後に3480万ドル、およそ54億円の献金が寄せられたということです。

アメリカ バイデン大統領
「評決が気に入らないからといって、不正だと言うのは無謀であり、危険で無責任だ」

 バイデン大統領は有罪評決を不正だと主張するトランプ氏をこう批判しました。

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