天安門事件から35年 台湾総統がメッセージ[2024/06/04 11:50]

 民主化を求める学生らを中国政府が武力弾圧した天安門事件から35年となった4日、台湾の頼清徳総統は自身のSNSに「真に尊敬に値する国とは国民が声を上げることを許す国だ」と投稿しました。

 台湾の頼清徳総統は自身のSNSに「35年前のきょう、若い学生たちが民主主義と自由を追求し、自国の変革を求めるために一歩を踏み出した」と投稿しました。

 そのうえで「真に尊敬に値する国とは国民が声を上げることを許す国だ」と指摘し、「国家革新を推進する若い世代の力は抑圧されるべきではなく、国家によって保護され奨励されるべきである」と、言論統制を強める中国を牽制(けんせい)しました。

 台湾では4日夜、追悼集会が開かれる予定です。

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