国際

2025年2月22日 08:16

トランプ大統領 ゼレンスキー大統領の“強気の姿勢”に不快感

2025年2月22日 08:16

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 アメリカのトランプ大統領はウクライナでの戦闘終結の交渉を巡り、ゼレンスキー大統領が強気の姿勢に出ていると不快感を示しました。

トランプ大統領
「プーチンとは非常に良い話し合いができたが、ウクライナとはそれほどでもなかった。ウクライナは交渉のカードもないのに強気に出ている」

 トランプ大統領は21日、ホワイトハウスで演説し、プーチン大統領との電話会談の成果を好意的に評価した一方で、ウクライナの戦況が不利なことを念頭にゼレンスキー氏が強気の姿勢に出ていると不快感を示しました。

 その後、記者団に対し、ウクライナの希少な鉱物資源をアメリカに供与する交渉について「かなり近付いて来ている」と述べ、短期間のうちに妥結できるとの認識を示しました。

 また、トランプ氏は21日放送のラジオ番組のインタビューで、ロシアによるウクライナ侵略はプーチン氏の責任だとする論調について「うんざりしている」と述べ、「私がロシアが悪いんじゃないと言うたびに、フェイクニュースにたたかれる」と不平を訴えました。

 さらに「ロシアは簡単に説得できたはずで、戦争になるべきではなかった」と述べ、バイデン前大統領やゼレンスキー氏は「間違ったことを言っている」と主張しました。

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