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ケーブルカーで15人死亡。観光地で何が。
狭い坂道に大勢の消防隊員や警察官が集まっています。
現場はヨーロッパ有数の観光地であるポルトガルの首都リスボン。そのリスボンを走るケーブルカーが脱線し、大破したのです。
目撃者
「1メートル半ほど落ちてきて、大きな衝撃音がしたんです。車内は満員状態でした」
ケーブルカーは自ら走るのではなく、ケーブルで引っ張り上げられることによって坂を上り下りする車両。
坂の多いリスボンでは市民にとって欠かせない足であり、観光客にも“街の象徴”として親しまれています。
なかでも特に人気の高い路線「グロリア線」で今回の事故が起きたのです。
救急隊の広報担当者
「亡くなった人は現時点で15人です」
最大42人が乗れるグロリア線。少なくとも15人が死亡し、23人がけがをしました。外国籍の人も含まれているとみられます。
事故がなぜ起きたのかについては、まだ分かっていません。
(C) CABLE NEWS NETWORK 2025
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