トランプ氏「私のサインではない」　エプスタイン氏への手紙を否定

　アメリカのトランプ大統領は未成年者への性的虐待罪で起訴され、自殺した富豪・エプスタイン氏に送ったとされる手紙について「私のサインではない」と否定しました。

トランプ大統領
「私のサインではないし、私の言い回しではない。長年、私を取材してきた人なら誰でも私の言葉ではないと分かる」

　トランプ大統領は9日、問題の手紙のサインや文体などについて「私のものではない」と否定し、「ナンセンスで時間の無駄遣いだ」と主張しました。

　記者団に被害者と面会する予定があるかを問われると、「そのようなことは誰も提案していないし、知らない」と述べました。

　また、ホワイトハウスのレビット報道官は9日、「民主党がトランプ大統領の名誉を傷付けようとしている」「トランプ大統領の功績から目をそらさせるための試みに過ぎない」と批判しました。