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ABEMA NEWS

2025年9月10日 17:33

日本酒の“頂点”に山梨の純米大吟醸 「七賢・白心」が今年のチャンピオン・サケ

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 世界最大規模のワイン品評会「IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)」の受賞式がロンドンで開かれ、日本酒部門の最優秀賞に山梨県の純米大吟醸酒が選ばれました。

 今年で19回目を迎えるIWCの「SAKE部門」には日本のほか、海外の4カ国から1476銘柄がエントリーしました。

 その頂点で日本酒業界の“オスカー”とも称される「チャンピオン・サケ」に選ばれたのは、山梨県北杜市の山梨銘醸の純米大吟醸酒「七賢・白心」です。

山梨銘醸 北原対馬社長
「ちょっと感極まりますね。うれしすぎますよね。この白心は私たちにとって白州の恵み、地域の恵みというものを存分にボトルに入れ込んだ大切な商品です。地域の農家の皆さんと地域社会の皆様に支えられて、こういったお酒を作ることができているのではないのかと考えています」

 白心は地元・山梨産の酒米を27%まで磨き、甲斐駒ケ岳の雪解け水で仕込みました。

 マイナス5度で1年間熟成させると芳醇な味わいになるということです。

 また、出品した酒すべてで高評価を得た蔵元に与えられる「サケ・ブリュワー・オブ・ザ・イヤー」には4年連続で宮城県の新澤醸造店が選ばれました。

 品質とコスト面に優れた酒に贈られる「グレート・バリュー・チャンピオン・サケ」は、秋田県北鹿の「華秋田」が受賞しました。

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