国際

速報

2025年9月12日 08:36

カタールへの空爆受け…国連安保理が緊急会合「平和実現に取り組む全ての国への脅威」

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 国連の安全保障理事会はイスラエル軍によるカタールへの空爆を受けて緊急会合を開き、出席したカタールのムハンマド首相は「平和実現に取り組むすべての国への脅威だ」とイスラエルを批判しました。

 11日の緊急会合に先立って、イスラエルを擁護してきたアメリカを含む安保理のすべての理事国は攻撃を非難し、カタールへの連帯を示す声明を出しました。

 カタールはイスラエルとハマスの停戦協議で仲介役を務めてきました。

 会合に出席したムハンマド首相兼外相は声明に感謝したうえで、「仲介者を攻撃する国を聞いたことがあるか?」と批判し、「平和実現に取り組むすべての国を標的とする明確な脅威だ」と訴えました。

 一方で、イスラエルは「我々はテロの指導者たちがどこに潜伏していようと、行動を起こす」と攻撃を正当化し、非難の応酬となりました。

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