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プーチン政権が圧力を強めるなか、ロシア国内に残る野党グループが20日、2度目の結党大会を開きました。
野党グループ「ラススベート」の結党大会にはロシア全土48の地域から121人の代表者が参加しました。
結党大会は、ロシアで正式な「政党」に登録するために必要な手続きで、去年5月にも開かれました。
しかし法務省が、党首のドゥンツォワ氏らをスパイを意味する「外国代理人」に指定し、さらに、「書類の不備」を理由に政党登録を却下しています。
「ラススベート」は、こうした圧力のなかでもロシア全土で集会を重ね、再び結党大会の開催にこぎつけました。
関係者は「自分の考えを表明することを恐れない人々がまだロシアに残っている証しだ」と述べています。
「ラススベート」は再び政党登録を却下される可能性が高いものの、ドゥンツォワ氏は、法律の枠内で戦っていくとしています。
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