1
フランスのマクロン大統領が「人質を解放し、ガザで虐殺を止める時が来た」として、パレスチナの国家承認を発表しました。
フランス マクロン大統領
「イスラエルの人々とパレスチナの人々との平和のために、フランスがパレスチナの国家承認することを宣言します」
フランスのマクロン大統領は22日、ニューヨークの国連本部で開催されたパレスチナを巡る会合で「48人の人質を解放し、ガザで虐殺を止める時が来た」として、パレスチナを国家として承認しました。
マクロン氏は、イスラエルにガザへの攻撃の停止を要請する一方で「パレスチナ国家の承認は、ハマスにとっても反ユダヤ主義者にとっても敗北だ」として、ハマスに48人の人質を解放するよう求めました。
また、人質全員の解放を条件に、パレスチナに大使館を設立する方針を明らかにし「パレスチナは主権国家となり、非武装化されることになる」と主張しました。
パレスチナを国家承認した国は、21日に表明したイギリスやカナダを含め150カ国を超えていますが、アメリカやイタリア、日本は承認を見送り、G7=主要7カ国の間で判断が分かれています。
広告