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北欧デンマークの空港の周辺で大型ドローンが目撃され、空港が一時閉鎖されました。ノルウェーの空港でも目撃され、ロシアの関与を指摘する声が上がっています。
デンマーク警察によりますと、コペンハーゲン空港周辺の上空で22日夜、2、3機の大型ドローンが飛行しているのが見つかり、滑走路が一時閉鎖されました。
また、ノルウェーのオスロ空港の周辺でも22日にドローンが確認され、関連を調べているということです。
ゼレンスキー大統領は23日、SNSで、デンマークで確認されたドローンについてロシアの関与を指摘し、「攻撃的な挑発に対して同盟国が断固とした対応を取らなければ、ロシアは継続するだろう」と投稿しました。
デンマークのフレデリクセン首相も「重要なインフラに対する深刻な攻撃だ」と非難したうえで、「ロシアによる攻撃である可能性を否定できない」と指摘しました。
一方、ロシア大統領府のペスコフ報道官は「根拠がない批判だ」と主張しました。
NATO(北大西洋条約機構)は、加盟国のポーランドやルーマニア、エストニアなどで9月、ロシア軍による領空侵犯が確認されたとして、警戒を強めています。
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