イスラエルが自宅を破壊 パレスチナ人「圧力強めてほしい」

　イスラエルが相次ぐパレスチナの国家承認への対抗措置として入植地の拡大を検討するなか、自宅を破壊されたパレスチナ人が取材に応じ、イスラエルに対する圧力を強めて欲しいと求めました。

　東エルサレムに住むアブディアブさんは「違法建築」を理由に自宅を破壊されました。

　この地域ではパレスチナ人が建築許可をとることはほぼ不可能です。

　今年に入ってから少なくとも113軒が壊されています。

　イスラエルは相次ぐパレスチナの国家承認への対抗措置として、入植地の拡大を加速しようとしています。

アブディアブさん
「非常に遅い対応だが、（国家承認は）彼らが取るべき正しい措置だった。イスラエルへの圧力と経済封鎖を講じることを望んでいる」

　パレスチナを承認した国々には、具体的な行動も取って欲しいと求めています。