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北アフリカのモロッコで「Z世代」と呼ばれる若者たちを中心に反政府デモが拡大していて、死者も出ています。
モロッコでは9月27日から反政府デモが始まり、全土に拡大しています。
1日には南西部にあるアガディール近郊で武装した集団が建物や車に放火したうえ、武器を奪おうとしたため治安部隊が発砲し、2人が死亡しました。
デモを主導するのはZ世代で、SNSを通じて支持を呼び掛けています。
参加者らは政府が2030年に共催予定のサッカーワールドカップに数十億ドルをつぎ込む一方で、学校や病院などの公共サービスが劣悪になっていると訴えています。
内務省は、これまでに治安部隊と民間人合わせて286人がけがをし、デモの参加者少なくとも409人を拘束したと発表しています。
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