1
ドイツの検察はイスラム組織「ハマス」の工作員として、銃器などの調達に関与した疑いでドイツ国籍の男など3人を拘束しました。イスラエル人を狙った攻撃を計画していたとしています。
ドイツ連邦検察庁は1日、ハマスの外国人工作員として少なくとも今年の夏以降、銃器や弾薬の調達に関わっていた疑いでドイツ国籍やレバノン出身の男3人を拘束したと発表しました。
また、拘束時に自動小銃「AK−47」を含む数丁の銃器と大量の弾薬を押収したということです。
検察はこれらの武器について、ハマスがドイツ国内のイスラエル人やユダヤ人の施設を標的とした攻撃に使われる計画だったと指摘しています。
ドイツのドブリント内相は1日、「ハマスと関係のあるテロリストたちはドイツで攻撃を実行するための綿密な計画を立てていた。彼らは数カ月前から当局の監視下にあった」と述べ、テロ攻撃を未然に防いだことを強調しました。
一方のハマス側は1日の声明で「ハマスはドイツで拘束された人と一切、関係がないことを断言する」「拘束された人とハマスとの関連を示す主張には根拠がない」などど反論しています。
ドイツでは2023年12月にもハマスのメンバー4人が逮捕されています。
広告