1
アメリカがウクライナに射程の長い巡航ミサイルの供与を検討していることについて、ロシアのプーチン大統領は「米ロ関係の崩壊につながる」と牽制(けんせい)しました。
プーチン大統領は5日に公開されたインタビューで、モスクワも射程に入るミサイル「トマホーク」をアメリカがウクライナに供与した場合、「良好になってきたロシアとアメリカの関係崩壊につながるだろう」と述べました。
トマホークを巡り、アメリカのバンス副大統領は先月、「ヨーロッパから要請を受け、供与を検討している」と明らかにしていました。
こうしたなか、ロシア軍は5日、ウクライナを50発以上のミサイルなどで攻撃し、5人が死亡しました。
ゼレンスキー大統領は「ロシアは戦争終結や攻撃停止の提案をすべて拒否している」と非難しました。
広告