国際

2025年10月9日 01:59

米政府閉鎖2週目に 航空便遅れも 管制官が一時不在の空港など今後の影響拡大に懸念

米政府閉鎖2週目に 航空便遅れも 管制官が一時不在の空港など今後の影響拡大に懸念
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 アメリカの政府機関の一部閉鎖は8日で2週目に入りました。事態を打開するめどが立たないなか、人員不足によって航空便の遅れが生じるなど徐々に影響が出始めています。

 アメリカでは当面の予算を確保する「つなぎ予算案」を巡って与野党の対立が続き、1日から政府機関の一部閉鎖が続いています。

 FAA(連邦航空局)によりますと、ニューヨーク観光の利用者も多いニュージャージー州のニューアーク空港や、1日当たりの運航数が1000便を超えるシカゴ・オヘア空港などで管制官がいない時間帯が発生し、一部の空港では航空便に遅延が発生しているということです。

 管制官は「重要業務」として予算が失効しても無給で勤務することが義務付けられていますが、病気などを理由に欠勤が増えていて、今後の影響拡大が懸念されています。

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