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今年のノーベル平和賞に民主化運動に取り組んできた南米ベネズエラの野党指導者、マリア・コリナ・マチャド氏が選ばれました。
マチャド氏は20年以上にわたって自由で公正な選挙を行うための活動を続け、独裁体制を強化するマドゥロ大統領に対抗してきたことから「ベネズエラの鉄の女」と呼ばれています。
ノーベル委員会は「独裁から民主主義への公正で平和的な移行を実現しようとする闘いにおいて尽力してきた功績がこの栄誉に値する」としています。
平和賞を巡ってはアメリカのトランプ大統領が受賞を熱望していました。
マチャド氏の選出についてホワイトハウスのチャン広報部長は10日、「ノーベル委員会は、平和よりも政治を優先していることを証明した」とSNSに投稿し、ノーベル委員会を批判しました。
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