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イスラエルがガザ地区での停戦を発効したと発表してから一夜が明け、解放される人質を受け入れる準備が進んでいます。エルサレムから報告です。
(松本拓也記者報告)
停戦が発効されて以降、ガザ地区で大規模な攻撃は報告されていません。和平合意を実現させたトランプ大統領ですが、国際的な支持をさらに集めることを狙って中東を訪問する予定です。
最初に訪問地はイスラエルです。エルサレムの旧市街では城壁にイスラエルとアメリカの国旗が投影されるなど歓迎ムードが広がっています。
13日に到着し国会で演説した後、人質の家族との面会も予定されています。
その後、交渉を仲介したエジプトに向かうということです。
アメリカのニュースサイト「アクシオス」は、トランプ大統領が和平合意の調印式に参加するほか、欧州やアラブ諸国の首脳会議を計画しているとも伝えています。
イスラエルでは人質の解放を待ち望む集会が連日のように開かれています。
各国が足並みをそろえて、停戦を継続させ、ガザの復興など次の段階につなげられるかが問われています。
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