国際

2025年10月16日 17:28

TSMC 熊本第2工場 着工済み 7〜9月期は最高益 AI需要追い風

TSMC 熊本第2工場 着工済み 7〜9月期は最高益 AI需要追い風
広告
1

 半導体製造の世界最大手、台湾のTSMCは熊本で計画している第2工場の建設について「すでに始まっている」と明らかにしました。

 TSMCが16日に発表した今年7月から9月の3カ月の売上高は9899億台湾ドル(約4兆9000億円)となり、前年の同じ時期に比べて30.3%増えました。

 純利益は39.1%の4523億台湾ドル(約2兆2000億円)となり、四半期として過去最高となりました。

 AI向けの半導体需要などを追い風に増収増益となり、経営陣は決算説明会で「最近のAI市場は依然として大きく発展し続けている」と述べました。

 TSMCは熊本県で第1工場を去年、完成させました。

 第2工場については年内着工の見通しを示していましたが、16日の説明会で「建設は始まった」と明らかにしました。

 その後のスケジュールは「顧客のニーズと市場の状態による」と説明しています。

広告