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アメリカ中西部のイリノイ州で大豆が貯蔵されていたサイロが突然、倒壊し、周辺地域で停電が発生する事態となりました。
CNNによりますと、イリノイ州の小さな町・マーティントンで15日、収穫された大豆およそ800トンが入った穀物貯蔵用のサイロが倒壊しました。
コンクリート製のサイロは火花を散らしながら一気に崩れ落ちました。
倒壊する前にたまたま近くにいた救急隊員がサイロの一部が不自然に膨らみ始めているのに気付き、消防隊の支援を要請しました。
隊員らが大豆をサイロから移動させ、近くにいた人の避難を誘導していたところ、ほどなくサイロは倒壊したということです。
地元当局によりますと、けが人はいないということですが、電柱が倒れ、周辺の住宅や事業所で停電が発生しました。
倒壊の詳しい原因は分かっていませんが、サイロは53年前の1972年に建設されたということです。
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