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香港メディアのジャーナリストらでつくる香港記者協会が「報道の自由指数」を発表し、依然として自由な報道が難しい現状を訴えました。
香港記者協会の「報道の自由指数」は、報道に関わる10の項目について、それぞれ10点満点でより数字が高い方が自由度が高いと評価していて、17日に発表された2024年の指数は28.9でした。
過去最低だった2023年よりも3.9ポイント回復しましたが、依然として自由な報道が難しい環境と評価しています。
2013年と比較すると、「メディアの権力監視」や「香港政府批判」「中国への批判」といった分野で自由度が大きく下がっているほか、多くのジャーナリストが「メディアによる自主規制が強まった」と回答しています。
香港では、民主化運動の高まりに対し中国政府が2020年に国家安全法を施行して以降、政府に批判的なメディアやジャーナリストへの圧力が高まっています。
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