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韓国の梨泰院(イテウォン)で159人が死亡した雑踏事故から3年となるのを前に外国人犠牲者の遺族らが会見しました。
ソウルの繁華街の梨泰院で2022年10月29日に発生した雑踏事故では、外国人26人を含む159人が犠牲になりました。
事故から3年となるのを前にソウルで今月28日、外国人犠牲者の遺族らが会見し、「一緒に過ごした日々を決して忘れることはできません」と思いを述べるとともに「真実が明らかになり責任が追及されることを願う」と、さらなる原因究明と再発防止を求めました。
この事故では日本人留学生の埼玉県の小槌杏さんと北海道の冨川芽生さんも犠牲になっています。
韓国を訪問し、小槌さんが通っていた大学や事故現場に足を運んだという父の正成さんは「まだ留学している感じもする。3年経ったが気持ちが和らぐことはない」と話しました。
また、冨川さんの母は取材に対して「悲しみはどんどん増しています」とコメントしています。
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