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                         日本が資金面や技術面で支援をしてきたエジプトの「大エジプト博物館」が度重なる延期の末、ついに全面オープンします。
 「大エジプト博物館」はカイロ近郊の観光名所「ギザの三大ピラミッド」近くの広大な敷地に建設され、11月1日に全面オープンを記念した式典が開かれます。
 2005年に本格的な建設が始まりましたが、エジプトの政情不安や中東情勢の影響で、開館が度々延期されてきました。
 「大エジプト博物館」は古代エジプト文明の遺物を5万点以上展示し、単一文明に特化した世界最大の博物館となる見込みです。
 なかでも注目は、ツタンカーメン王の財宝およそ5000点で、発見以来、初めて一般公開されます。
 総工費は10億ドル=1540億円程度とされ、そのうち日本政府がおよそ842億円の借款を供与し遺物の保存や修復の技術協力も行っています。
 開館式典には各国の首脳らが出席し、日本からは三笠宮家の彬子さまが出席する予定です。                      
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