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「大エジプト博物館」が全面開館するのを控え、技術支援などにあたってきた日本のJICA理事長が会見を開き、今後も支援を続けていくと語りました。
JICA 田中明彦理事長
「正式開館の後も技術協力プロジェクトで、この博物館がしっかりと運営されていくことを側面から支援していきたい」
JICAの田中明彦理事長は10月31日、エジプトで会見に臨み、遺物の保存・修復において日本が技術支援を続けてきたと強調しました。
開館後も運営を支援する体制を取るほか、日本とエジプトが蓄積した文化財保護の知見を中東諸国に広めていくことも検討しているとしています。
11月1日に全面開館を記念する式典が開かれる「大エジプト博物館」は、古代エジプト文明の遺物10万点が収蔵され、単一文明に特化した博物館としては、世界最大規模になります。
日本はおよそ842億円を借款で供与しています。
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