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ロシアは一部地域でスマートフォンなどからインターネットへアクセスするモバイル通信を恒久的に制限し始めました。
ロシア中部のウリヤノフスク市の一部地域では約2週間、モバイル通信ができない状況が続いています。
地元当局は7日、モバイル通信を制限していることを認め、ウクライナ侵攻が終結するまで続く可能性があると発表しました。
ウリヤノフスク市にはドローンの工場やエネルギー施設があり、ウクライナからのドローン攻撃を度々、受けています。
この通信制限措置はロシア政府の決定によるもので、今後はロシア全土の「重要施設」の周辺で実施される可能性があるとしています。
これまではドローンなどによる攻撃を受けている際に周辺で一時的にモバイル通信が遮断されてきましたが、今後は恒久的に制限されるとみられます。
制限の対象となる地域は「国家機密」だとして明らかにされていません。
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