ペルーでバスが渓谷に転落、200メートル落下　37人死亡

　南米ペルーの山岳地帯でバスが渓谷に転落し少なくとも37人が死亡、数十人がけがをしました。

　谷底へと転落したバスは大破して横倒しになり、周囲には乗客の持ち物などが散乱しています。

　ロイター通信などによりますと、ペルー南部の山岳地帯を走る高速道路で12日、バスがトラックに衝突し、深さおよそ200メートルの渓谷に転落しました。

　これまでに少なくとも37人が死亡、26人が病院に運ばれそのうち3人が重体だということです。

　また、けがをした人の中には生後8カ月の乳児と子ども2人が含まれているということです。

　ペルーでは8月には横転事故で10人が死亡するなど、バスによる死亡事故が相次いでいます。