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国連の安全保障理事会がアメリカ・トランプ政権が示したガザ地区の和平案を採択したことにパレスチナのイスラム武装組織「ハマス」が拒否する姿勢を示しました。
17日に採択された和平案にはガザ地区の治安維持を担う国際安定化部隊の設置や暫定統治を監督する「平和協議会」の設置などが盛り込まれています。
この和平案についてハマスはパレスチナ人の政治的、人道的要求と権利を満たしていないと非難したうえで、「ガザ地区に国際的な監視メカニズムを押し付けるものだ」と拒否する姿勢を示しました。
一方、パレスチナ自治政府は安保理の採択を歓迎し、その実施を支援するとともに全責任を負う用意があると明らかにしています。
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