エプスタイン氏の資料公開法案　米議会下院で可決　議事堂前で被害訴える集会も

　アメリカで少女らへの性的虐待罪で起訴され死亡した富豪を巡る疑惑で、連邦議会下院は関連資料の公開を義務付ける法案を可決しました。

　採決に先立ち連邦議会の前では、エプスタイン氏に関連する文書の公開を求める集会が開かれました。

被害を訴える人
「子どもの頃、被害を受け、我々を守るはずの制度にも何度も見捨てられた」

　エプスタイン氏からの被害を訴える人たちは18日、トランプ大統領がこの問題を政治的な争点に転化していると非難しました。

　一方、エプスタイン氏との交友関係が指摘されるトランプ大統領は記者団に「一切関係がない」と主張しました。

　そして、議会下院では、エプスタイン氏の関連資料について、司法省に対して公開を義務付ける法案が賛成多数で可決しました。

　アメリカメディアは早ければ18日中に上院でも法案が可決される可能性があると報じています。