米サウジアラビア　「戦略的防衛協定」に署名　F35戦闘機売却へ

　アメリカ政府は、トランプ大統領がサウジアラビアのムハンマド皇太子と会談し「戦略的防衛協定」に署名したと発表しました。

トランプ大統領
「（Q.防衛協定は合意に達したのか？）ほぼ合意した。合意に達している」

　ホワイトハウスの発表によりますと、トランプ大統領は18日、サウジアラビアのムハンマド皇太子と会談し「戦略的防衛協定」に署名しました。

　中東での抑止力を強化し、サウジアラビアの防衛負担を増やすと説明しています。

　また、トランプ大統領はサウジアラビアにイスラエルが保有する機体と同様のF35戦闘機を売却すると明言しました。

　イスラエルとサウジアラビアの国交正常化についても協議されましたが、ムハンマド皇太子はパレスチナ国家樹立による「2カ国共存」への道筋をつけることが重要だと述べました。

　一方、記者団からガザ地区の再建に向けた資金供出について問われたトランプ大統領は「協議中だ」と述べるにとどめました。