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西アフリカのナイジェリアで武装グループが学校を襲撃し、女子生徒25人が拉致されました。副校長が射殺されています。
ナイジェリア北西部のケビ州で、17日午前4時ごろ、公立の寄宿制の学校にライフルで武装したグループが侵入し、警察と銃撃戦になりました。
ロイター通信などによりますと、武装グループは抵抗しようとした副校長1人を射殺し、女子生徒25人を拉致して逃走しました。
別の職員も銃弾を受け負傷しています。
生徒の多くは寄宿舎で就寝中だったとみられます。
犯行声明は出ておらず、拉致の動機は分かっていません。
ナイジェリア北西部では、身代金目的で武装グループが学校を襲撃するケースが相次いでいます。
2014年には、北東部のボルノ州でイスラム過激派組織ボコ・ハラムが女子生徒およそ270人を拉致しました。
この事件では多くの生徒が脱走したり、解放されたりしましたが、一部の生徒はまだ戻っていないということです。
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